ハミルトニアンがパラメーターに依存する場合()を考える。
ハミルトニアンのパラメータ依存性を定めれば、熱力学的状態はエネルギー期待値とそれらの組で表せる。
これらのパラメータ空間を考える。
すると最大エントロピー過程は上の曲線と同一視できる。これを最大エントロピー曲線ということにする。
は、空間(多様体)の座標であるとみなすことができる。ハミルトニアンのパラメタ依存性を変数変換することによって、については自由に座標変換することができる。
のようにエネルギーについての基本関係式も存在するので、を座標としてとることもできる。
以降このような多様体について考えていくことにする。