物理的宇宙

物理学を自分なりに再構成することを目指すブログです

2023-03-14から1日間の記事一覧

三つのコーシーの積分定理

←複素解析 コーシーの積分定理Ⅰ(正則関数の周回積分) 証明 コーシーの積分定理Ⅱ(正則関数の線積分の経路無依存性) 証明 複素解析における微分積分学の基本定理タイプ1 証明 コーシーの積分定理Ⅲ(複素解析における微分積分学の基本定理タイプ2) 証明 三…

複素ストークスの定理

←複素解析 複素ストークスの定理、あるいは複素グリーンの定理と呼べるような定理を証明します。 複素ストークスの定理 証明 複素ストークスの定理 Cを複素平面(ガウス平面)上の閉曲線、D(C)をCが囲む領域とする。 ただし、Cが時計回りの場合は、D(C)の向き…

複素線積分と複素面積分の定義

←複素解析 複素線積分の定義を確認します。加えて、複素面積分というものも定義してみます。 複素線積分の定義 複素面積分の定義 複素線積分の定義 複素平面(ガウス平面)上のパラメータtで表された始点t=aと終点t=bのある曲線Cに沿った線積分は、そのパラメ…

複素関数の正則性について

←複素解析 複素関数の正則性について議論します。 微分可能の定義 正則関数の定義 正則関数の条件 証明 コーシーリーマンの方程式 実部虚部による表現 ラプラス方程式を満たすこと ウィルティンガー微分によるディーバー方程式 正則関数の導関数 ナブラ演算…

複素関数に対するナブラ演算子

←複素解析 複素ナブラの定義 共役ナブラ 複素ナブラの作用 勾配 発散 回転 ラプラシアン 複素ナブラの性質 線形性 積の微分法 二つのナブラの演算 回転、発散を勾配と共役勾配、fとfの共役で表す ウィルティンガー微分との関係 ベクトル解析でナブラ演算子と…